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平成19年9月議会 一般質問


1.予算編成について

自治体の予算編成は、政策そのものであるのにも関わらず
わかりにくく不透明な部分が多いと思いませんか?
予算編成・提案権は首長である市長の権限ですが、各課が予算要求をして
最終決定までどの段階のどの部署で査定されるのか。
「住民参加型の財政」を目指して行政の透明度を高める必要性を
感じているが故の質問です。

(答弁)

未確定な情報なので、公開する考えはない。

【中島かおり】
予算編成方針などは積極的に公開することを検討するとのこと。
少しの前進と受け止めます。
財政健全化計画の策定が予想される本市にはまったなしの取り組みが
まだ必要な時に、予算だけを聖域にすることは許されず、
情報公開は避けて通れないはず。
市民だけではなく職員や議員にとっても
自主性・自立性の確立につながることが期待されます。


2.ウィザスプランについて

現在見直しがなされている、第二次男女共同参画行動計画(ウィザスプラン)は
2003年からの10年間の計画です。今年度、後期5年の見直しがなされており
それに向けての「市民意識調査」もこの夏に実施されました。
美辞麗句がならび聞こえはよいのですが、具体性に欠けるため、
国や県の計画に具体的な数値目標があがっているように、
本市の計画でも積極的に取り入れて実行型の計画にするように提案しました。

(答弁)

数値目標の設定を検討する。

【中島かおり】
市役所をひとつのモデル事業所として位置づけ、
自らの市の「応援プログラム」を策定、例えば、
3歳に満たない子を養育している職員の育児休業または部分休業の取得率を男性5%以上、
女性100%と明確に数値目標を上げて取り組んでいる自治体もあります。
国では2020年迄に指導的地位に占める女性の割合を30%程度と目標設定しています。
これらは女性だけの問題ではない為、達成されると
男女共に生きやすい社会に近づくのではないでしょうか。
ちなみに本市における女性管理職の割合は、8.9%です。
ワークライフバランスへの取り組みが必要とされます。


3.自治基本条例について

「市民参画および協働の推進に関する条例」 がこの4月から施行され、
市民と行政のパートナーシップが着実に進み、地方分権の時代にふさわしい
真の地方自治確立のためにも、まちづくりの将来像を理念、原則とする
「芦屋のまちの憲法」ともいうべき「自治基本条例」が
必要な時が来ているのではないでしょうか。

(答弁)

総花的で理念的な条例であり、市民参画協働条例を検討する際
市民参画協働推進委員会において声があがらなかった為、考えはない。

【中島かおり】
地方分権の流れが加速され、地方政府、自治行政権、自治立法権ということが言われ、
また、この条例の性質上時間が必要なことから、早い時期での取り組みが期待されます。


4.芦屋市附属機関等における傍聴者への資料配布について

(答弁)

「附属機関等の会議の傍聴に関する運営要領」の一部を改正、少量又は軽易な資料は配布し、
図面、地図、写真、報告書等は閲覧用として備えている。

【中島かおり】
全ての資料はもらえず簡単な資料だけでは、興味、関心、必要があって
傍聴している市民にとっては会議の内容が把握しにくいはずです。
兵庫県知事の諮問機関のある委員会では、当初から公開の会議で委員に配布した資料は
原則全面公開で、傍聴者にも同じものを配布し、HPに全てアップしています。
市政への市民参画の促進及び公正で透明な開かれた市政の実現の推進を本気で目指すのなら、
資料の公開について検討の余地はあるはずです。


5.芦屋市青少年野外活動センター(あしや村)について

大震災以降閉鎖状態が続いているあしや村を、
青少年育成の場としてより自然に近い形で復活できればと考えます。
平成13年「あしや村早期開村への請願」(請願第34号)も採択されています。

(答弁)

建物や遊具等は撤去し、条例を廃止したい。
野外活動や自然環境学習は丹波少年自然の家等で出来る。

【中島かおり】
教育委員会が財産区に返還する際、更地にするのに何千万円単位の費用が必要となります。
市民がともに知恵も汗も出します!というあしや村の再開を願う声を、
「市民参画及び協働の推進に関する条例」がこの4月から施行されている芦屋市としては、
最初に廃止ありきではない道を模索してほしいと心から願います。
自然学習が身近にできる環境がこのように近い場所にあるのですから。