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平成22年3月議会 本会議質疑
【 平成22年 3月 定例会(第1回)-02月23日-01号 】
(芦屋市HP 芦屋市議会会議録検索 より転載)
◆9番(中島かおり君) =登壇=第2号議案、平成21年度芦屋市一般会計補正予算(第6号)について、質疑いたします。
昨年12月8日に閣議決定された、明日の安心と成長のための緊急経済対策による地域活性化・きめ細かな臨時交付金ですが、本市では1億205万8,000円が、みどり地域生活支援センター施設整備事業として補正予算に計上されています。
地方支援として、地方公共団体によるきめ細かなインフラ整備等の支援ということで、実施計画を策定する地方公共団体に交付されます。使途については、実施計画に掲載された危険な橋梁の補修、景観保全の必要性の高い地域における電線の地中化や都市部の緑化、森林における路網整備などのような本緊急経済対策の趣旨に沿ったきめ細かなインフラ整備事業、国庫補助事業、地方単独事業ということになっています。
本市においては、もともとみどり地域生活支援センター施設整備事業については、国の2次補正の景気対策による予算化が行われなかったとしても進められていた事業であるところです。
そこで、3点お聞きいたします。
1.地域活性化・きめ細かな臨時交付金の予算化に当たり、どのような方針で事業決定されたのか、ほかに候補はなかったのでしょうか。
2.この事業を選んだことにより、地域経済のどのような効果を見込んでいらっしゃるのでしょうか。
3.昨年夏の政権交代後、新政権による初めての経済対策ですが、補正予算を組むに当たり、前政権との違いなど、何か政権交代による影響はあったのでしょうか。
以上3点についてお聞きいたします。
○議長(都筑省三君) 参事。
◎財務担当部長(南雲直樹君) =登壇=ただいまの中島議員の御質問にお答え申し上げます。
まず、地域活性化・きめ細かな臨時交付金事業をどのような方針で決定をしたのかという御質問についてでございますが、本交付金の要綱等と照らし合わせをいたしまして、財政負担も検討いたしまして、みどり地域生活支援センターの施設整備事業がベストの充当先であるというふうに考えまして、補正予算案としたものでございます。
それから、本事業を実施することによりまして、地元企業の参入の機会ともなる事業でもありますし、備品整備等の事業費の比較的僅少な事業もやってまいりますので、地元企業にとりましても有利な事業であるというふうに考えております。
政権交代の影響というものは、本補正予算を編成するに当たって、特にございませんでした。
以上です。
○議長(都筑省三君) 中島議員。
◆9番(中島かおり君) ありがとうございます。1点だけ、もう一点お聞きしたいのですが、特に候補はなかったということで理解はさせていただいてよいのかなというふうには思っておりますが、この交付金については、国の補正予算では総額5,000億円ということで、そのうち500億円については、効果のあるものについては追加配分を認めるとされておりますが、今回予算化されたものについて、その500億円分が含まれるのかどうか、お聞きいたします。
○議長(都筑省三君) はい。財務担当部長。
◎財務担当部長(南雲直樹君) 今回の補正予算につきましては、国、県の方から内定をいただいております交付金の額をもとにしまして予算を組んでおります。したがいまして、その追加交付があるかどうかにつきましては、現時点ではわかっておりません。
以上です。
○議長(都筑省三君) ほかにございませんか。
○議長(都筑省三君) これをもって質疑を打ち切ります。