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平成２１年６月議会　本会議・討論


【　平成２２年　　９月　定例会（第３回）-10月15日－06号　】
（芦屋市ＨＰ　芦屋市議会会議録検索　より転載）

◆９番（中島かおり君）　＝登壇＝第８２号議案、平成２１年度芦屋市各会計決算の認定について、イーブンを代表して賛成の立場で討論させていただきます。
　地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づいた、健全化判断比率の実質公債費比率ですが、平成２１年度決算においては、１７．９％という、わずか０．１％とはいえ、１８％を下回る画期的な数字となりました。地方公共団体の財政の健全化に関する法律のフロント部分として、依然として地方財政法による地方債の許可制が残っていますが、本市もようやく許可制から協議制へ移行することができるよう、数字となってきっちりあらわれました。
　また、決算関連の資料につきましても、公表されていなかったゼロの年から、年度末には公表され、さらに進んで今回は、年度末を待つことなく、この決算審査にあわせて半年も早く公表されたこと、すべての事業課において、予算を立て事業を執行し評価して次につなげるというＰＤＣＡサイクルをきちんと回そうと、事務事業評価について昨年より進化する方向性が見えたことなど、これらについては、地味で大変な作業であると推測いたしますが、市民からの反応はすぐにはなくても、芦屋市役所の人はきちんとやってくれているのだという安心感を市民に積極的に与える用意を示すことは、住民に最も近い市役所の使命であると考えます。
　このたびの決算審査と、行政の皆様方の日々の積み重ねによる努力が、これから本格化する次年度の事業、予算へと確実につながることを期待いたしまして、賛成の討論とさせていただきます。