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平成２３年６月議会　委員長報告


【　平成２３年　　６月　定例会（第３回）-07月08日－05号　】
（芦屋市ＨＰ　芦屋市議会会議録検索　より転載）

◆１８番（中島かおり君）　＝登壇＝失礼いたします。
　民生文教常任委員長の報告を申し上げます。
　本委員会は、去る６月２２日に委員会を開催し、付託を受けました請願書について、慎重に審査を行いましたので、その結果と経過の概要を御報告申し上げます。
　請願第１号、少人数学級実現、義務教育費国庫負担制度拡充に係る請願書。
　まず、審査の冒頭に紹介議員から、この請願は毎年、子供たちにより良い教育環境を、ということで出されている請願であり、今回の特徴として３０年ぶりの法改正で小学１年生のみ１クラス３５人以下の学級編制となったことの説明と、さらに法改正をして少人数学級を進めてほしいとの声が多くあるという内容の補足説明がありました。
　質疑では、委員から請願事項のＯＥＣＤ諸国並の少人数学級による教育環境について、日本における教育環境の状況と比較して具体的な数字などを示してほしい。また、文科省の実施した意見募集についての詳しい内容を示してほしいとの要望がありました。紹介議員からは、政府が支出する教育費の割合において、ＯＥＣＤ諸国の平均が１３．２％なのに対し日本は９．５％であること、文科省の実施した意見募集では大体８割の方が３０人以下学級を望んでおり、現状維持は１％しかないといったことが示されました。
　以上の審査の後、採決の結果、本請願は、全員異議なく、採択すべきものと決しました。
　なお、別途意見書を用意しておりますので、よろしくお願い申し上げます。
　以上で、民生文教常任委員長の報告を終わります。