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平成26年12月議会 一般質問
【 平成26年 12月 定例会(第4回)-12月09日-03号 】
(芦屋市HP 芦屋市議会会議録検索 より転載)
◆18番(中島かおり君) =登壇=皆様、こんにちは。
本日はようこそ芦屋市議会にお越しくださいました。傍聴の皆様もインターネット配信をごらんの皆様もありがとうございます。中島かおりです。
今回の質問ですが、以前の質問へ検討すると言ったお答えに対するフォローアップ的なものや、これまで懸命に取り組んでまいりましたもの、新しい項目などを含めまして、通告に従いまして、大きく4項目について質問を始めてまいります。
最初は、昼休みの勤務態勢についてです。
昼休みの窓口業務の実施について、現状を整理してわかりやすく教えてください。1階フロアを中心とした昼窓だけではなく、さらに昼窓を広げることについて、これまでも指摘させていただいてきたところですが、現在より拡充することへのお考えはありませんか。お昼休み中とはいえ、市民の方など訪ねて来られた際に、結局はその場にいる職員が対応することになっている現状を考えますと、きちんと当番を決めた対応をするほうがよいのではないかと考えるところです。お困りです課の昼休み開設についての検討。平成23年6月の一般質問時に検討することをお答えになっておられますが、それはどのようなものだったのかも含めまして、さらに拡充することについてのお考えをお聞きいたします。
次は、霊園のあり方についてです。
合葬式墓地などお墓のニーズは多様化しています。5年前、2009年12月の一般質問において、納骨堂の建設の考え方をお示しいただきました。山中市長の前の北村春江市長はその方向性は持っていないとのことでしたので、山中市長の英断を評価してきたところです。多方面から需要が高まる中、方向性は決まっているはずなのに、まだ具体的な進展が見られません。現状はどのようになっているのでしょうか。修景計画はどのようなものかお示しただけますでしょうか。また、総合計画や財政計画にきちんと位置づけるべきと考えますが、いかがでしょうか。合葬式墓地だけにとどまらず、樹木葬などさらなるニーズにも取り組まれるお考えありませんか。
3番目は、JR芦屋駅南地区の公共施設についてです。
JR芦屋駅南地区につきましては、JR芦屋駅南地区まちづくり協議会において、まちづくりについての協議が進められています。一方、行政においては、JR芦屋駅南地区公共施設検討委員会が設置され、行政側としての協議が進められているようです。この検討委員会の位置づけを含め、検討委員会についてどのようなものかお聞かせください。公共施設の検討ということですが、図書館機能等を含めた社会教育施設や市民サービスの窓口的なものなど、芦屋市全体として見たときの公共施設のあり方を含めた内容となっているのでしょうか。教えてください。
最後は、男女共同参画施策についてです。
以前に質問を考えていた項目で、温め過ぎて分厚くなりました。多くのことをお聞きいたしますので、わかりやすく質問をしてまいります。
リケジョについてお伺いいたします。御存じのとおり、理系女子のことをいいます。STAP細胞の論文をめぐる問題でも脚光を浴びてしまいましたが、理系女子に注目が集まっています。第4期科学技術基本計画において、人材育成強化として、女性研究者の採用割合に関する数値目標を第3期基本計画より30%まで高めること。指導的な立場にある女性の研究者、自然科学系の女性学生、研究職をめざす女性をふやすための取り組みを進めることが掲げられています。
それでは、地道に理系をめざす女子をふやしていかなくてはならないということは、どのような理由からだとお考えでしょうか。芦屋市における学校教育においても、理系女への取り組みを積極的に進めてはどうかと考えるところですが、取り組みについてお伺いいたします。
出生率1.8についてお伺いいたします。人口の現状と将来の姿を示し、人口問題に対する国民の基本認識の共有を目指すとともに、今後、取り組むべき将来の方向を提示するとして、まち・ひと・しごと創生会議において、長期ビジョンが示されています。OECD諸国の半数以上の国が実現しており、日本がまずめざすべき水準として、出生率1.8程度という数字が挙がっています。この出生率1.8という数字について、どのようにお考えになりますか。自治体としては、どのような取り組みをしていくべきとお考えになりますか。長期ビジョン骨子(案)の段階であるとか、現在選挙中であるといったことをかんむりにする。あるいは、そのことを理由に何もお答えにならないということはやめていただいて、芦屋市としてのしっかりとしたお考えをお聞かせください。
202030への取り組みについてお伺いいたします。2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%にするという国が示す取り組みについて、以前から芦屋市においても、積極的に進めるべきと発言してまいりました。難しいのだとの見解を示しておられましたが、政府の取り組みなど変わってきた部分もありますが、それらを踏まえて芦屋市において、変化は見られますでしょうか。女性の活躍という視点から見た場合、消防本部においては、どのような状況でしょうか。
本市における男女共同参画行動計画の数値目標について、現行の主査から管理職員。すなわち課長への数値目標にするべきと以前より主張してまいりましたが、この点についても変化は見られないのでしょうか。
ウィザスあしや、配偶者暴力相談支援センター機能についてお伺いいたします。相談業務について、現状はどのようになっているのでしょうか。ウィザスあしやの相談員と配偶者暴力相談支援センターとウィザスあしやの職員との連携はどのようになっていますか。一週間のうち曜日、時間などを決め、物理的に時間をとって連携する必要があると思いますが、そのことへの取り組みをしておられますか。
男性相談等を含めて、悩みを持つ男性への働きかけについても検討していくべきではないでしょうか。
女性に対する暴力への取り組みについてお伺いいたします。DVの相談日の設定はどのようになっていますでしょうか。日時を合わせてお答えください。実際、被害者からの相談に乗るのは、相談員の方が直接支援に当たられると思いますが、相談員の方はどのような方でしょうか。身分、資格、体制などを合わせてお答えください。相談員が庁内や他機関との連携を図りやすいように、どのような工夫をしておられますか。
住民基本台帳事務におけるDVの支援措置については、どのような基準があるのでしょうか。また、どこの部署が責任を持って判断されるのでしょうか。
DV被害者支援ネットワーク会議はどのようなものでしょうか。誰がメンバーとなっているのでしょうか。警察の関係者が入っていないのは、どのような理由からですか。構成員、これまで何回開かれてきたのか、どのような位置づけになっているのか、ネットワーク会議の重要性についての認識などを含めて具体的にお答えください。
配偶者暴力相談支援センター、配暴センターといいますが、どれだけ、芦屋市、庁内において、センターの周知が徹底されているとお考えでしょうか。せっかくDVに対する計画を兵庫県下で2番目という速さでほかの自治体に先んじて策定され、県下で4番目にセンターが設立されたにもかかわらず、配暴センターの周知徹底が芦屋市において、まだおくれているのは残念であるとしか言えませんが、なぜ周知徹底がおくれているのでしょうか。お答えください。
芦屋市における組織的な位置づけについてですが、ほかの自治体における位置づけも一定ではありませんが、現状のままでよいとお考えでしょうか。特に、かかわりが深くなければならない福祉部署との連携はどのように充実を図っておられますか。
女性に対する暴力ということでは、DVだけにとどまりません。犯罪被害者への対策が最もおくれているのが、性暴力被害者への支援と言われています。第2次犯罪被害者等基本計画、平成23年6月において、性犯罪被害者のためのワンストップ支援センター、医師による心身の治療、医療従事者、民間支援員、弁護士、臨床心理士等による支援、警察官による事情聴取等の実現が可能なセンター。以下、ワンストップ支援センターという設置を促進することに触れられています。全国的には、ワンストップ支援センターはまだ少ないようですが、ワンストップ支援センターとの連携も進めていかなくてはならないことだと考えます。市を超えてのほかの機関との連携はどのように図っておられますか。
以上で、1回目の質問を終わります。ゆっくりとわかりやすい御答弁をよろしくお願いいたします。
○議長(中島健一君) 答弁を求めます。
山中市長。
◎市長(山中健君) =登壇=中島かおり議員の御質問にお答えいたします。
初めに、昼休みの勤務体制につきましては、市民課に転入や転出の手続に来られた市民の皆様が、その他の関連手続もスムーズに行えるよう現在のところ、本庁舎1階フロアのうち、お困りです課、生活援護課を除き昼休み窓口業務を実施しております。昼休み窓口の拡充については、日ごろの来庁者の利用状況等から、特に市民の皆様から苦情等も受けておりませんので、現状拡充することは考えておりません。
お困りです課の昼休み窓口業務開設の検討につきましては、平成23年6月に昼休み窓口業務を試験的に行い、実施についての検証を行いました。業務については、庁舎案内係で御案内できるものが多く、また昼休みに勤務した職員は、昼休み時間後に休憩時間を与える必要があり、その間も体制が手薄となるため、結果的に市民の皆様に御迷惑がかかる事態となったため、実施は困難であると考えております。
次に、芦屋市霊園につきましては、納骨堂や新たな管理等を含む霊園の今後の整備については、平成28年度からの第4次芦屋市総合計画の後期基本計画策定の中で事業化に向け検討してまいります。
また、具体的な実施計画につきましても、後期基本計画の事業全体の中で検討してまいります。なお、修景計画につきましては、修景に配慮した安全で利用しやすい公園墓地に向けての再整備と新たな課題の対応に向けた内部資料として策定したもので、今後具体的に事業化していく際には、市議会等にもお示ししてまいります。
次に、JR芦屋駅南地区の公共施設につきましては、現在、地元の皆様とともに駅前広場、事業手法、事業区域の検討を進めているところであり、来年3月末までにまちづくり整備基本計画として取りまとめを行う予定でございます。JR芦屋駅南地区公共施設検討委員会は、駅南地区まちづくり事業による公共施設の配置等にかかる調査、研究、及び検討を行うため設置したものでございます。公共施設の検討につきましては、本市が保有している施設の運営や利用の状況、公共施設の保全計画、また市民の皆様の利便性向上など、総合的な観点から行ってまいりたいと考えております。
次に、出生率1.8についての考え方、自治体としての取り組みにつきましては、国は人口減少に歯どめをかけるため、合計特殊出生率を平成25年の1.43から1.8程度に引き上げる目標を掲げ、今後、妊娠、出産子育ての希望を実現できる社会をめざした政策を推進することとしてます。
本市の取り組みとしましては、現在策定中の芦屋市子ども・子育て支援事業計画に掲げた教育保育施設の充実や地域の助け合いの仕組みを構築し、子育てしやすいまち芦屋に取り組んでまいります。
次に、2020年30%への取り組みにつきましては、管理職員の登用については、これまでからも、性別にかかわりなく、職務遂行能力や意欲、適正等を兼ね備えたものを任命すべきと考えており、自己申告書の昇任意向等を確認するとともに、各所管課との人事ヒアリングを通じて、女性職員も登用しているところです。市長部局における課長級以上の女性職員の割合は、10年前の平成16年度では7.7%でしたが、平成26年度には26.1%と増加しており、今後も女性職員の登用に留意してまいります。
消防本部の状況につきましては、現在、2名の女性職員が在籍しており、1名は救急隊員、もう1名は救急課に配属しております。男女共同参画行動計画の数値目標につきましては、一般事務職及び一般技術職の主査級以上に占める女性職員の割合の増加としておりますが、課長級以上の管理職員として数値目標を設定することにつきましては、ことし6月に国が策定した採用昇任等基本指針に基づく取り組み指針や、兵庫県の率先行動計画を参考に次期行動計画の中で検討してまいります。
芦屋市男女共同参画センター「ウィザスあしや」における相談業務につきましては、祝日と年末年始を除く第1土曜日の10時から12時までと第3金曜日の11時から16時までを家事相談、その他の毎週金曜日の11時から16時までを女性の心の悩み相談として、いずれも面接形式で実施しています。
個別のケースで連携が必要な場合、相談者の了解を得た上で随時調整をし、各相談員と連携、情報共有を行っております。
また、男性への働きかけにつきましては、県で実施の男性相談を御案内するとともに、性別役割分担意識を持たれ、相談できないといったことがないように男女共同参画の視点による啓発を進めてまいります。
DV相談につきましては、祝日と年末年始を除く月水金曜日の9時から17時に電話相談を実施するとともに、必要に応じて面接や同行支援も行っております。相談員の体制は週29時間勤務の非常嘱託職員2名で、平日は1名もしくは、2名を配置しております。相談員の要件には、必須の資格はございませんが現在の相談員2名とも、他の行政機関で婦人相談員の職歴を持ち、うち1名は社会福祉士の資格を持っております。
また、相談員をケースに関する会議や芦屋市DV被害者支援ネットワーク会議、県内の配偶者暴力相談支援センター連絡会議等へ参加させることにより、他機関との連携を図っているところです。
住民基本台帳事務における支援措置の基準につきましては、総務省から示されている住民基本台帳事務処理容量に沿って、加害者が住所を調べる目的で住民票などを取得するおそれがあるかどうかについて、その都度警察署、または配偶者暴力相談支援センター等に意見を聴取し、市民課で判断しております。
芦屋市DV被害者支援ネットワーク会議につきましては、DV被害者等に対し、関係機関が適切な連携のもとで、組織的に対応することにより、DV被害者等の保護及び支援を図ることを目的として設置しており、本市の関係課長、及び芦屋健康福祉事務所が構成員となっております。会議は平成24年度に2回、平成25年度は開催せず、今年度につきましては、8月に1回開催しております。芦屋警察署が構成員に加わっていないことにつきましては、警察事案は迅速に対応しなければならないケースが多く、随時連携を図る体制にあることによるものですが、連携を強化することは、被害者支援をスムーズに進めていくために重要なことと認識しておりますので、現在、芦屋警察署のネットワーク会議への参加について協議を進めているところです。
芦屋市配偶者暴力相談支援センターの周知につきましては、被害者の安全確保を第一と考え、配慮をつくしているため、必要に応じた周知活動を行っているところです。安全に配慮した周知を継続する中で、本市の窓口職場にセンターの連絡先カードを配付し、相談が必要と思われるような方に職員が直接手渡しすることやセンターのホームページを作成するなど、相談を必要とされる方が情報を得られるよう工夫しております。
また、センターの組織的な位置づけにつきましては、センターの機能を十分に果たせるよう常に検討する必要があると考えております。
福祉部署との連携につきましては、現在センターの担当職員として、福祉部署の経験者を配属し充実を図っております。
性暴力被害者への支援に関する他機関との連携につきましては、今までのところ実例はございませんが、相談業務の一環として情報収集に努めるなど研究を進めてまいります。
その他の御質問につきましては、教育長からお答えをいたします。
○議長(中島健一君) 福岡教育長。
◎教育長(福岡憲助君) =登壇=中島かおり議員の御質問にお答えいたします。
初めに、JR芦屋駅南地区の公共施設の検討につきましては、市長の答弁にありましたとおり、教育委員会としましても、社会教育施設等も含め、本市が保有している施設の運営や利用の状況、公共施設の保全計画。また、市民の皆様の利便性向上など、総合的な観点から行ってまいります。
次に、理系をめざす女子をふやさなければならない理由につきましては、我が国において、先進諸国と比べ、いまだに女性の研究者の割合が低い水準にあるからだと考えております、学校教育における理系女子の育成の取り組みにつきましては、教育委員会としましては、理科教育において小学五年、六年生に理科推進委員を配置し、観察、実験活動等における理科授業の充実、活性化を図り、児童の理解興味関心を高めることに取り組んでいるところでございます。このように小学校段階から理系分野に興味、関心を持つ子供たちの育成を図ることが、理系女子の育成につながると考えております。
以上でございます。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) ありがとうございました。
それでは、順番に質問を始めさせていただきたいと思っておりますが、まず昼窓の関係なんですけれども、最初に確認をさせていただきたいのが、現在は、生活援護課とお困りです課以外はあいているとおっしゃいましたでしょうか。
○議長(中島健一君) 米原企画部長。
◎企画部長(米原登己子君) 北館、南館の1階フロアではそのとおりでございます。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) 昼窓の件なんですけれども、お困りです課の開設については、平成23年6月のときに、一定今後考えていくというようなことだったので、その後、一応試行的にはやりましたけれども、やはり困難だったというようなお答えだったと思うんですね。そのときにもやはり昼休みに、今回私が質問させていただいたみたいに窓口以外の部分も結局いろんな部署でやはり市民の方が来られたときに対応するようにしてはどうかということで、職場内で協議はさせていただきますというようなことでお答えになっておられるんですけれども、その協議はされた上でやはり困難ということだったということなんでしょうか。
○議長(中島健一君) 米原企画部長。
◎企画部長(米原登己子君) お困りです課ということでお答えさせていただきますけれども、という質問でよろしいでしょうか。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) 失礼しました。
平成23年6月の御答弁をお読みいただいているかと思うんですけれども、あのときは全部一斉に休まなければいけないというようなことでおっしゃって、それでも交代でとれるような形でとれるかというようなことでは、いろいろな職場の実態が異なるので、職場内で協議させていただきますということだったと思うので、お困りです課だけに限らずということだったと私はそのように理解をしておったんですけれども、いかがでしょうか。ということは、協議はされなかったということなんですか。
○議長(中島健一君) 米原企画部長。
◎企画部長(米原登己子君) 私が答弁書を読んだ限りでは、申しわけございませんが、お困りです課というふうに判断をさせていただいて、答弁書のほうを市長のほうから答弁させていただいた次第です。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) もう一度よくお読みいただければと思いますが、お困りです課を昼に開設すべきではないかということについては、これは検討させていただきます。それから、庁内の各部署、昼休み在席してはどうかということでおっしゃっておられますので、別のものではないんでしょうか。
○議長(中島健一君) 米原企画部長。
◎企画部長(米原登己子君) 申しわけございません。ただ、少人数職場ということは、お困りです課も同じ状況でございますので、具体的に一つ一つの職場と協議をしたかということでありますれば、そのことは取り組んではおりません。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) 前の平成23年6月の話を今するというのは、非常に何かとてもよくないというか、結局協議はされなかったということのわけですよね。それに対して、私自身もこれまでフォローしてこなかったということに対しては、反省を思うところですけれども、このように議会で御答弁されていることを協議をしてこなかったということは、とても余り言いたくないことですけれども、やはり議会軽視ではないかというか、その場でのお答えということに対しては、やはり責任を持っておられないというようなことで、理解をさせていただくところなんですが、その点についてはいかがですか。
○議長(中島健一君) 米原企画部長。
◎企画部長(米原登己子君) 確かにおっしゃるとおりでございますが、平成23年以降、1階フロアにおいてそういった試行的なといいますか、窓口部門の転入転出の手続というところのからみで、昼窓をやらせていただいております。その辺の状況を見ながらということでございますので、現在のところその他の職場については、具体的に検討したということはございません。申しわけございません。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) それでは、ここまでにしたいと思いますが、やはり議会でそのように御答弁をされておられるのですから、答えられたことはきちんと協議するとおっしゃったんだったら、それなりに検討する--協議をするということはしていただきたいなというふうに思いますので、ぜひその点については反省をしていただきたいなというふうに思います。
現状のまま、今回は困難だというお答えだったんですけれども、現状のままで市民ニーズにお答えになっておられるというふうにお考えでしょうか。
○議長(中島健一君) 米原企画部長。
◎企画部長(米原登己子君) 市役所があいている時間全てどの時間に来ても同じようなサービスというのは、確かに提供できていないのは事実でございます。ただ、それぞれの職場の事情とか、交代で休むことに関しては、手薄になる時間というのも広がってまいりますので、そういった面で必ずしも同じようなサービスが提供できない時間がふえてしまうというようなことが、現在の体制ではございます。そういった観点で費用対効果を見ながら、今後検討していきたいと思います。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) それでは、現在ではなかなか市民ニーズには十分に答えられていないというふうな認識をお持ちだというふうに、今の御答弁では考えさせていただきたいなというふうに思うのですが、費用対効果を含めてということで、今企画部長からもお話がありましたけれども、やはりおっしゃるとおり、現状ではなかなか不十分だということで認識をお持ちであるのならば、多少イレギュラーに例えば、よその自治体なんかでやっておられる例えば、少し平日に夜間少し延ばすとか、あるいは、土曜日、日曜日の開庁を毎週とかというのは難しいと思うんですね。ひと月に1回とかというようなことでも多少考えていただけるような余地はあるのかなというふうに思いますので、ぜひ、要望として、ぜひ今度は協議を含めてやっていただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
次、霊園のあり方についてということで、こちらに質問を移らせていただきたいと思います。合葬式墓地というようなことも含めまして、例えば、東京では樹木葬などの募集に対して、10倍の申し込みがあったということの記事なんかを私なんかも読むところです。近いところでは、明石市では、市のほうでアンケートを実施しておられたりというようなことがあります。お墓については、子孫が代々継承してお世話をするという考え方が変化をしていっているというようなことが背景にあります。このことの対応については、これまでも芦屋市においては、取り組んできていただいているといったところで、私も一定評価させていただいているところなんですけれども、多くの人が一緒に眠る合葬式墓地について、市民ニーズを探っていくことも必要かもしれません。こういう点についてはいかがお考えでしょうか。
○議長(中島健一君) 北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) 埋葬の方法につきましては、一般的に納骨堂という言い方をさせてもらってますが、やはり埋蔵方法とか、収蔵方法、いろいろございますので、そういったものは、今後検討していく中でいろいろ手法を考えていきたいということでございます。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) ぜひ、明石市みたいにアンケートをとられるかどうかというところまでは、まだ多分これからなんだとは思うんですけれども、ぜひ市民ニーズ--市民の方のお考えなども、ぜひ聞く機会を設けていただきたいなというふうに思っております。先ほど、私が今回この点を取り上げたのは、なかなか進捗していかない部分の中で、芦屋市の中で、要するに、ですから、総合計画とか、財政計画の中できっちり位置づけられていないので、進んでいかないというか、ここに位置づけられれば進んでいくんだろうなというふうに思って、そのような視点で質問をさせていただいたところなんですね。先ほどの1回目の御答弁でいきますと、総合計画の後期に向けては検討していくというようなお答えだったかと思いますけれども、はっきりと後期の中では、きっちりと入れられるというふうなことで考えておいてよろしかったでしょうか。
○議長(中島健一君) 北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) 総合計画の後期の位置づけでございますので、総計を含め、後期のめざすものの姿の中にこの霊園のあり方がやはり進むべき方向性であるということになれば、エントリーしていくということになってくると思います。
以上です。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) そこがよくわからないんですけれども、合葬式墓地というか、一定納骨堂というような方向性を示しておられますよね。でも、総合計画にないものは基本的に事業として進まないわけですよね。という原則だと思うんですけれども、ですからそこの点のところは、やられるのであれば、そこに位置づけますよねということで、確認をさせていただいているつもりなんですけれども、なかなかしっくりしたお答えがこないのは、どういったことなんでしょうか。
○議長(中島健一君) 北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) 総合計画の中の後期ということですから、事業規模も大きいということでございますので、市長が答弁してますように、事業化に向けて検討ということですので、当然今までとは違う一歩--事業化に向けてということでございますので、そのあたりで御理解いただきたいと思います。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) そのあたりがなかなか理解しにくいところなんですけれども、事業化に向けてということで、難しいというか、要するに、今の段階で例えば、予算規模はどれぐらいだと見込んでおられるのでしょうか。
○議長(中島健一君) 北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) 具体に計画の数字--予算規模ですね。工事規模とかいうものまでは積算しておりません。
ただ、規模的に大きなものであることは間違いないということでございますので、総計の後期にエントリーしていけば、その後、財政事情の中でどういった形で予算計上していくかというふうな流れにはなってくるかと思っています。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) なかなか予算規模が現在積算をまだできていないという段階では、財政計画に乗せていくというのはかなり難しいのかなというふうには思うんですけれども、後期の総計ということですので、結局その間、5年間ですよね。その5年間の中では多分その財政計画に乗せて事業化されていくという手順になっていくというふうに考えておいてよろしいでしょうか。
○議長(中島健一君) 北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) 財政事情が当然、許す限りはエントリーをすれば、そういう財政上の措置も進めていくということになります。事業化に向けて今検討を進めるということになっております。事業化に向けて取り組むという方向はあるということです。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) 事業化に向けて、ぜひ積極的に取り組んでいただきたいなと思いますし、また必要なものに関しましては、予算と、またその都度、人も必要かと思いますので、ぜひしっかりと取り組んでいただきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
次は、JR芦屋駅南地区の公共施設について質問をさせていただきます。私個人といたしましては、社会教育施設としての図書館的なもの、あるいはそれが無理でもせめて返却ポストみたいなものっていうのはあってほしいなと思うところなんですが、この点についてはいかがでしょうか。
○議長(中島健一君) 中村社会教育部長。
◎社会教育部長(中村尚代君) まだまだ具体的な公共施設というのは、検討はできていない段階であると思いますけれども、教育委員会としましては、現在も、今少々近いところでは明石市などは大きな開発をされていて、図書館も設置をし、まちの振興を図られようとしておりますので、本のまち芦屋として、教育委員会としても、読書を勧めておりますので、本市でも市民ニーズや、また諸条件が合致して実現すれば望ましいというふうに考えております。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) それでは、例えばホールなんかはいかがなんでしょうか。
○議長(中島健一君) 中村社会教育部長。
◎社会教育部長(中村尚代君) 大きくいろいろ要望すればとおるということであれば、本当に実現すればうれしいというふうに思っておりますが、何分皆様の市民の方々の御意見、ニーズ等もございますので、予算もございますし、それを勘案した中で決まっていくものというふうに思っております。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) どうして図書館とか、私個人的には図書館がいいなというふうには思ったりもしておりますし、先ほども申し上げたみたいに返却ポストみたいな部分はこれまでも言っているところなんですけれども、ホールとか、図書館的なものというのは、協議会の方、皆さんが夏に見学会に行かれたところが、生駒とか、浜寺ですよね。そちらでとてもすてきなものを見てこられたということだった中に、ホールとか図書館というのがあったので、どれぐらいのものなのかなというところでお聞きをしたところなんですね。今、社会教育部長としてはかなり積極的な前向きな御答弁をいただいたのかなというふうに思いますが、ただ、それはあくまでも今後の中でということで、それも承知はいたします。
今回の質問しました趣旨といたしましては、要するに、今一生懸命まちづくり協議会でまちづくりのことをお話されてますよね。一方で芦屋市としては、検討委員会としてお話をされていると。そこがどんなふうにリンクしていくのかなというとこがとても不安といういか、心配をするというか、そのあたりはどのように考えておられますでしょうか。
○議長(中島健一君) 林都市計画・開発事業担当部長。
◎都市計画・開発事業担当部長(林茂晴君) まさに議員がおっしゃったように、まちづくり協議会で事業手法、事業区域を決めていっている段階でございます。当然、市としましても、今社会教育部長のほうからそういった御要望もあるんですけれども、市としての真に必要な施設。ただ、今の段階では検討委員会を設置したところでございますので、委員会の中では活発な意見というのはまだ1回しか開いてませんので、実のところまだ出ておりません。整備基本計画をこの年度内に策定する予定でございますので、そのある程度一定のめどがついた段階で、区域の中でこういうのが入れるんではないかというのを市の各所管の中から御意見をお聞きして、可能であれば、それで進めていきたいという位置づけで検討委員会をつくっております。
検討委員会である程度案がまとまれば、これは市の方針としてまちづくり協議会のほうに、市としてはこういう施設をしたいんだというふうなことで意見交換の場を持ちたいと思います。そこで賛成、反対、いろいろあろうかと思いますので、そこで決めていくというのがこの検討委員会の位置づけであるというふうに考えております。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) 今、検討委員会の中では、まだまだ希望までは出てないということでしたので、ぜひ出していただければというふうに思ったりもするんですが、その意見交換の場というのは、とても重要だと思うんですね。余りこう早過ぎても、結局今の段階ですと、検討委員会では余り煮詰まっていないと。かといって、こちらの意見が固まってしまった中で、意見交換を始めてしまいますと、せっかく住民の方が一生懸命話をしておられて、やはり意見を多少調整されながら、いろんな意見が出てこられる中でやっておられるのに、そのあたりというのはとてもどんなふうになるのかなというところで難しいのではないかなというところなんですが、その意見交換というのは、具体的にはどんなふうに考えておられますか。
○議長(中島健一君) 林都市計画・開発事業担当部長。
◎都市計画・開発事業担当部長(林茂晴君) 今進めております協議会と同じような感じになると思うんですけれども、今もまさにそういう意見交換の場というふうに市としては思ってますので、その中に公共施設が、こういうものがということで提案をさせていただく。それについての御意見をお伺いながら、これは当然ながら慎重に取り組んでまいるということで考えてございます。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) 慎重にきちんと進めていただきたいなというふうに思いますし、また、この検討委員会の存在そのものを多分このまちづくり協議会の方もきちんと認識されておられない部分も、もしかしたらあるかもしれませんので、それもきっちり説明をしていただきながら、うまくお話し合いを進めていただきつつ、意見交換をしつつ、市としてはJR芦屋駅南地区の整備についてはきっちりと進めていただきたいなというふうに思っておりますので、くれぐれもよろしくお願いいたします。
それでは、男女共同参画のほうに移りたいと思います。まず、リケジョの関係なんですけれども、先進諸国と比べて研究者が低い水準にあるから、ふやしていかなくてはいけないですというようなお答えだったかと思うんですけれども、女性研究者が低い水準にあるのでふやすべきだと思っておられるというふうに認識を持っておられると考えておいてよろしかったでしょうか。
○議長(中島健一君) 伊田学校教育部長。
◎学校教育部長(伊田義信君) 今、リケジョの話が出てございまして、時代の言葉であるという認識はしてございます。子供読書400選リストの中にもこの時代を反映したということで、理系女子的生き方のススメということで図書で入れたりする。では、なぜこのリケジョなのかということにつきましては、先ほど来お話に出ていますけれども、研究者だけではなく、当然社会的な要請の中で文脈の中で考えていくべき問題の一つとしてこの言葉が出てきていると考えてございます。
ですから、リケジョまたはイクメンそういったような性差により言葉--そういった役割による言葉が将来。今の子供たちが大きくなったときには、そんな言葉が特別な言葉として当たり前にならないような社会になるようなキャリア教育を推進していくよう努めてまいりたいと考えています。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) ありがとうございます。1点お伺いをしたいのですが、女子中高生の理系への進路選択を支援することを目的とした女子中高生の理系進路選択支援プログラムというものがありますが、御存じでいらっしゃいますでしょうか。
○議長(中島健一君) 伊田学校教育部長。
◎学校教育部長(伊田義信君) 存じています。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) 女性の研究者がみずからのキャリアや研究内容について講演をするといったような内容も合ったりしますので、そういったことにでも、ぜひアンテナを張っていただいて、このことにも意識を持って取り組んでいただけたらいいなというふうに考えておるところです。サイエンスカフェなんていうような取り組みも最近ございまして、私もたまに行ったりするんですけれども、それをそのまま例えば、小学校や中学校に取り入れるというようなことは難しいのかなというふうに思いますが、それに類するような取り組みみたいなものも、今後考えていただければありがたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
女性の活躍ということですと、今安倍さんも大々的に言っておられます。また、つい先月末に、大阪の国際シンポジウムがありまして、OECDの局長さんという方がわざわざ日本に来られまして、その講演を聞きました。その中で各国ともにいろいろと違いはあるんですけれども、日本は働く女性への支援策が大変乏しいというふうにおっしゃっておられました。女性社会進出ということについては、実は経済の問題でもあるということなんですね。そういった意味で社会的に取り組んでいかなくてはいけないよねというような流れになっている部分があるというふうに、私も理解をしておるところです。
消防のお話も少しさせていただいたんですけれども、消防についてもやはり体力的な違いという部分はあると思いますので、なかなか進めていくという部分では難しい分野の一つなのかなというふうには思っておるところ何ですけれども、前向きに、積極的にできる範囲では取り組むというような認識だというふうに考えておいてよろしかったでしょうか。
○議長(中島健一君) 樋口消防長。
◎消防長(樋口文夫君) 今、市長答弁の中にも2名の女性職員がおりますけれども、実は消防本部、そこの庁舎でございますけれども、2室女性職員の部屋がございます。両番を合わせますと4名が隔日勤務に入れると。それと今回高浜分署の改築ということで、この中にも1室女性用の部屋を用意しております。
以上でございます。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) ぜひ、今おっしゃった4名の枠を持っているということですし、今後、高浜分署、大規模集約の中で位置づけられる中にもそういう女性の方が活躍できるような場所を確保されるというような方向性をもっておられるということを聞いて、とてもうれしいなというふうに思っているんです。
それに対して、ぜひ消防のほうでも取り組みを進めていただければと思いますし、また総務のほうの人事の部分とも積極的に連携をとっていただきながら女性が活躍できる消防職の中でもできるような取り組みというのは、芦屋市の中では進めていっていただきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
出生率1.8についてなんですけれども、これは人口動態を変えて、人口減少をくいとめるという中で、全体として出生率の上昇が期待されるということを我が国のほうは狙いとしているようです。まち・ひと・しごと創生本部の基本方針には、従来の取り組みの延長線上にはない次元の異なる大胆な政策を中長期的な視点から確かな結果が出るまで、断固として力強く実行していくとありますので、私も芦屋市としてのお答えを実は楽しみにしておったところなんですけれども、今ある計画をきっちりと進めていくということだったと思います。山中市長からも子育てしやすいまちにしていくんだというような力強い御答弁がありましたので、子ども・子育ての関係は、今非常に過渡期にある時期ですよね。それがぜひ子育てしやすいまちに、さらに向かっていくような政策になっていくことをぜひお願いをしたいなというふうに思っておりますのでよろしくお願いいたします。
次の2020年30%なんですけれども、先ほども少し申し上げましたみたいに、安倍さんが女性の活躍、女性が輝くというようなことでおっしゃっておられる部分がありますので、この2020年30%というのは、もともと国の内閣府の男女共同参画行動計画の中に位置づけられていたものを政権の公約というか、されて、女性の活躍ということが今言われているんですけれども、それに後押しをされて芦屋市としては、もっと積極的な部分というのがあるのかなというふうに期待をしたので、これをそういった観点からも聞かせていただいたんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。
○議長(中島健一君) 三井こども・健康部長。
◎こども・健康部長(三井幸裕君) 1.8の問題の関連でということでよろしかったでしょうか。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) もう1.8はもうちょっとおいといてですね、202030のほうでこれまでとのかわりというのはないんですかというような観点だったんです。
○議長(中島健一君) 佐藤総務部長。
◎総務部長(佐藤徳治君) それでは、私のほうから答弁させていただきますが、芦屋市は御存じのように、女性が非常に輝いております。御案内のとおり、県下の市町村の達成率を比較していただいても断トツの数字を市長の御答弁の中で26.1%とお答えしておりますし、この数字というのをそれぞれの自治体が数値目標を掲げて追いかけてこられるかどうかというのは別にしまして、我々の考え方としましては、先ほど別の議員の御質問の中で人事評価を手法として用いることによって、個々人の職員の能力を見たり、あるいは業績を適正に評価することによって、今後のモチベーションを底上げしていくんだというお話をいただいておりますように、その同じステージの中で男女の性差にかかわることなく、やはりお互いがお互いの個性を出し合えるということこそが大切なのであって、ワークライフバランスのとり方とか、過去からこの国がつくってきた男女の役割ですね。これを少しずつつくり変えていくという取り組みとかをむしろ大切にすることによりまして、202030というのは、意識をしながらできれば到達したい目標として持っておきたいというふうには考えております。
以上です。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) 今、おっしゃった御答弁の中にもありましたことは、私も理解をしております。同じステージで、そして性別にかかわりなく。それは未来の先というか、そうあるべきなんですね。
ただ、今の前提の段階では、今の総務部長のお答えの中にも実はあったんですけれども、結局、実は同じスタートラインに立ってないんですよね。男女に違いがある。その中で見える化がなかなかされてこない部分をしていかないといけないよね。同じステージにまず立てないわけですよね。だからこそ、女性が社会に出ていくためにいろんなことをしていかなくてはいけない。仕掛けをしていかなくてはいけない。その最たるものは多分ワークライフバランスということなんだと思うんですけれども、そういったところに焦点を当てつつ、やはり性別にかかわりなく同じステージでおっしゃったみたいに、それぞれの個人としての評価、個人としての素質、才能の中でお仕事をしていくというのが、多分本来あるべき姿で、それをめざしていこうということにようやくなっているわけなので、ただ、今の段階では違うよねという部分があるものですから、多分そこのところに対する支援というのはぜひともしていただきたいなというふうに思っているところです。
それはおいときまして、平成23年6月に私はこう質問させていただいた中でも、ウィザスプランの数値目標を主査級から管理職への数値目標に変更するかどうかは、今後検討していきますということで、これは検討されたんでしょうか。検討していただいたんでしょうか。
○議長(中島健一君) 佐藤総務部長。
◎総務部長(佐藤徳治君) 当然、検討はさせていただいております。
ただ、先ほどの答弁の中で舌足らずであったかもしれませんが、30%を目標にするがゆえに、管理職員に占める女性の割合が多くなったというのは、本末転倒でございまして、以前から昇任にかんしましては、繰り返し御答弁を申し上げてるように、あくまで実績と将来にわたる能力に応じて、適正を見て、御昇任をしていただいておりますので、その結果が30%を超えれば、それは同じ意味になるのではないかというふうに、これは繰り返しの答弁になっているとは思うんですが、我々は考えております。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) 少し2020年30%をちょっとおいておいていただきまして、ウィザスプランのいわゆる数値目標について、絞りたいと思うんですけれども、結局、そのときに一応検討するというふうにお答えはいただいていたのにもかかわらず、結局変わっていないわけですよね。ただ、私はこの第3次になる前からですね。その前のときからも随分こうやりとりをさせていただいていく中で、結局その主査級がどんどん上がっていっていると。先ほどもかなり女性の管理職の割合がこの10年で倍までにはいってないですけれども、かなり26.1%というふうにお答えになったかと思いますが、そういうふうになってきているわけですよね。
ですから、もうだんだん人事としても、主査級にこだわることなく結局は、ここのところではせざるを得なくて、24.6%現状から目標は増加というだけにしたわけですよね。次にときには、ですからこの項目の主査級を課長に変えるというのは時代の流れとしても、決してそんなに無理なことではないのかなというふうに思いますが、この点についてはいかがでしょうか。
○議長(中島健一君) 佐藤総務部長。
◎総務部長(佐藤徳治君) 今回、国がおっしゃっておられるが指導的立場にかかわる女性という言い方をされておられますので、そういう意味ではこういった地方公共団体のどこにそれを求めるかというと課長級になるのかなというふうには思っております。
ただ、先ほどから少し私の言い方が悪いのか、行き違っているのは、その数値目標があるから、ある女性の管理職の割合を超えたというのは、やはり少しおかしいのではないかというふうに思っております。そういった環境が整った結果、議員が御指摘のようにスタートラインが同じにはならないかもしれませんけれども、年次年次におきまして、取り組みの成果としてそれが近づいていく。その活躍のステージの中で適正な評価を性差にかかわらず受けた結果、その水準を超えているというのが理想の姿だと我々は考えておりますので、ウィザスプランのほうでそれを主査級から課長級に改めるということに関しましては、人事の考え方を適正に伝えてまいりたいというふうに思います。人事としましては、その指導的役割というのは、課長級ではないかなというふうには思っております。
以上です。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) ありがとうございます。決して行き違っているつもりはなくて、おっしゃっているみたいに理想の姿としてあるべき姿としてということで、決してその数値があるからこうしなければならないからということではないというふうに、私もそれは考えておるんですが、ただ、後段の部分でとてもいいお答えというか、お話し合いができたかなと思ったのが、課長級ということでは、決して理想のあるべき姿としては、人事的には難しくないというふうにお答えをいただいたというふうに、今私は受けとらせていただいたのですが、ということは、このウィザスプランは次の計画策定するときには、そのように変わっていくというふうに考えておいてよろしかったでしょうか。
○議長(中島健一君) 佐藤総務部長。
◎総務部長(佐藤徳治君) 現在のウィザスプランは平成25年スタートですから、随分先に見直しということになります。その間に、今申し上げたのは、人事当局の考え方を申し上げましたので、そういった数値目標が計画に盛り込まれて、決してひとり歩きをしないように、あるいは、それがあくまで目標であって、実体を伴わせることこそが、男女共同参画の主眼とするところであるでしょうし、あるいは、均等法上の目的でもあるでしょうしという理解とともに盛り込めたらいいのではないかというふうに考えておるところです。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) ですから、現状と実態が。ですから、まだ先なので、結果としては課長というふうに、主査から課長に変わるというようなことで検討いただけるということでよろしかったでしょうか。
○議長(中島健一君) 答弁を求めます。
北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) 総務部長が答えてますのは、やはり適正な評価というものは必ずついて回るということを終始申し上げていると思います。その中で、男女共同参画の立場に立って指導的役割というものをできるだけ登用していくということをめざすという気持ちがあるんだというふうな理解だと私は思ってますので、集約する我々の部署としても、そういった所管の考えというものも十分承知した上で、この男女共同参画の事業を個々具体の事業を全部照らし合わせて進めていくんだというふうな考えに立っております。
以上です。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) 私が今ごろ気づいて大変失礼しました。こだわっているのは、主査から課長に変わるのは、多分時代的な流れだろうと。ただ、その割合を別に30%ではなくてもいいわけですよね。決して課長で30%にしなくてはいけないではなくて、その割合というのは、先ほどから総務部長がおっしゃっているみたいに実態に合わせて多少変えればいいわけですから、ただ、主査級をこれ以上増加するというよりは、もう時代の流れとして、主査級を管理職に変えていけばいいんじゃないですかということで、以前にも検討するといっておられるわけですから、次のときにはそれで考えていていいですねというようなシンプルな質問なんですけれども。
○議長(中島健一君) 北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) この議論につきましては、以前もあったと思うんですけれども、やはり課長級を登用していくという当然下地といいますか、なるのはまず主査の登用ということでございますので、そういったいわゆる裾野の広がりを計画上設定をするんだと言うものがもともとあったというふうに理解しておりますので、そこの中で底上げをしていくということはかわらないのかなというふうには考えております。
以上です。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) 何にこだわりをお持ちなのか、私としてはよくわからないのですが、その平成23年6月のときに主査から管理職への数値目標に変更するかどうか、検討すると言っておられて、にもかかわらず結局その後のときには、結局そこの項目のところは変えられずにされたわけですよね。まだ、今後先が長いわけですから、次回のときには管理職というようなことで考えておいてよろしいんでしょうかというふうに申し上げているんですけれども、ですから、その主査級の方を底上げをする。あるいは、管理職だけにかかわらず女性職員の底上げをするという部分では、もちろん私も賛成なんですけれども、この計画の数値目標としては--そこの点についてはいかがですかというだけの話なんですけれども、そんなに難しいことなんでしょうか。
○議長(中島健一君) 北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) 現行の第3次がまだ課長級にはなってないということでございますので、次期の行動計画の中で検討していくということでございますので、やはり指導的役割とか、世の中の流れ、ニーズそういったものを当然考えていく中では検討するという御答弁をさせてもらってますので、ただ、総務部長が申し上げてます評価--人事評価とか、そういったものが必ずついて回るというのは、我々も所管する部署としても理解はしておりますので、そういった中で検討していくんだというふうな理解に立っております。
以上です。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) ですから、人事としては、もうそういう流れですよねと言うようなことをおっしゃったと思いましたので、ですから、この計画の中では所管である総務部長がその方向ですねというようなことをおっしゃったから、次はとしてはそのようになると考えておいてよろしいんですねというふうにお聞きをさせていただいているだけなんですけれども。
○議長(中島健一君) 佐藤総務部長。
◎総務部長(佐藤徳治君) ちょっと私の答弁が悪かったのかもしれませんが、現在のウィザスプラン行動計画の中でも、ここの表現に関しましては管理職等という表現を使っておりまして、加えて数値目標は掲げてございません。その結果として、県下で突出した数字を残しておりますことから、主査であろうが課長級であろうがその数字に関しては、結果とし、意識をしたことにつながっているというふうには思っております。当然のことながら、話は少し戻りますが、そういう活躍の場、輝く場というのが仮に設定するものだという言い方をできるんであれば、その設定が他市よりも進んで醸成できているというのが芦屋市ではないかというふうにも考えております。それがワークライフバランスであったり、育児休業の取得率であったり、あるいは子育てに対する職場の理解であったりということではないかというふうに、その取り組みを人事当局として、今後も続けていきたいというふうに--拡充に向けて続けていきたいというふうに思っておりますし、その結果ですね。管理職等と表現されているこの目標値。項目の中で課長の割合がふえていくこと。あるいは主査の割合もふえていくことを私としては望んでおります。
それはなぜかといいますと、先ほど消防職員のときにおっしゃられたように、やはり女性の視点でないとわからないところというのは、災害時などの対応でも指摘がありましたように、必ず昔の男女の役割分担とは違った今の価値観の中での役割分担というのが求められておりますし、それがゆえに女性が輝くことを多分政府も求めておられると思いますので、そういう方向は間違いなくめざしていきたいと思いますし、それを計画の中で、次期計画の中でどう表現するかというのは、担当所管と十分に話し合っていきたいなというふうに思います。
以上です。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) 女性の活躍ということでもう3回目になりますが、安倍さんも大々的に言っておられますし、今回、法律はいきませんでしたけれども、女性の活躍ということで推進法案ということで、国としても進めると言っていることに対して、なかなか芦屋市としてはGOサインがいかないというのは、山中市長としてはなかなか女性の活躍、輝く社会に対して、何らかのアピールをしていこうというおつもりはないというふうなことでよろしいでしょうか。今のお答えですとなかなか芦屋市としては、それに対する取り組みはないのかなというふうに、下手したら後ろ向きなのかなというふうにまでとらえてしまうんですけれども、そのような理解でよろしかったでしょうか。
○議長(中島健一君) 答弁を求めます。
佐藤総務部長。
◎総務部長(佐藤徳治君) それは、ウィザスプランに具体的な数値目標の対象職位として課長級を乗せないということについて、この時点で明言しないということについて、御指摘をされているんでしょうか。これは教えていただきたいと思います。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) そうです。
○議長(中島健一君) 佐藤総務部長。
◎総務部長(佐藤徳治君) これは芦屋市の考え方として繰り返し申し上げてますように、その結果の数字を前面に出して取り組んでいくのか、それともその精神ですね。女性が輝く場所をきちんと設定していくということに重きをおいて、各施策を展開していくのかというスタンスの違いであって、やはり国が進めようとされておられる女性の活躍の場の設定に関しましては、取り組む姿勢は同じでありますし、冒頭申し上げましたように、現在の数値も他市を圧倒する数値を我々は確保しておりますので、その環境設定は他市のことをとやかくという意味ではなくて、芦屋市は随分整備されているんではないかというふうにも考えております。決して満足することなく、今後も環境整備に努めてまいりたいというふうに考えております。
以上です。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) 次期のウィザスプランのときには、山中市長はおられるかどうかわからないというふうな御認識で、なかなかそのときのことを言えないのかなというふうに、私は理解をさせていただかざるを得ないのかなというふうに思います。
もうここで次に行きたいと思います。暴力の関係なんですけれども、こちらのほうは、犯罪被害者の方ということでは、平成22年2月、私がまだ一年生議員のときですけれども、被害者支援プロジェクトのシンポジウムにおいて、神戸連続児童殺傷事件の被害者土師淳君のお父様のお話ですとか、今回改めてシンポジウム当時の資料を読んだりしましたし、またワンストップ支援センターの設立に携わった方のお話ですとか、あるいは性犯罪の被害者の方々のお話などをお聞きすることがこれまであり、とても深い傷を負っておられることに、その都度涙をしてきたところです。
また、性犯罪被害者のかなり多くの部分が16歳以下と子供といってもいいぐらいの年齢の子があっているというようなことも事実としてあります。性犯罪被害に遭われた方でなかなか声が出てこない分野ではあるようですが、ようやく相談に来られたとしても、被害にあってから6年も7年もたってからようやく相談に来ることができたという方も多くおられるとお聞きをしています。それほど深い傷を与えられているわけです。
ですから、これまで犯罪被害に遭われたというような相談が仮に芦屋市でなかったとしても、相談窓口は結果に合わせたものであるべきではなくて、潜在的なものがあることに、声が出せない声があることを、まず理解しなくてはいけないのではないでしょうか。加害者が怖くて誰にも相談できないのです。そのことを理解した上で傷ついた方々が何かのきっかけで行ってみよう。相談してみようという気持ちになったときに行ける場所があってほしい。そういう傷ついた方々の目にとまるように存在し、静かにアピールできるようなものがあってほしい。そして、それは公にしかできない役目だと思われないでしょうか。
DV基本計画の策定のときにも聞こえてきましたが、芦屋という土地柄だから暴力なんてないということは、決してないわけではなくて、割合の問題だと考えます。そういった深く傷ついた方々へどれだけ手を差し伸べることができるのかというのは、大きなポイントだと思っておりまして、私はそのような思いを持っておりますので、窓口は広く開いていてほしいなというふうな願いを持っているんですけれども、相談日、特にDVのを毎日広げることを検討していただきたいなというふうに思っておりまして、相談員さんだけに任せるのではなく、職員も対応することによって可能ではないかと考えますがいかがでしょうか。
○議長(中島健一君) 北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) 現行のDV相談委員は、2名おるわけなんですけれども、やはりこの支援という専門性。そういったものが必要になってまいります。ですから、相談委員が中心になって、そこから市の職員でありウィザスあしやの相談員。そういったものも連携しながらケースに応じてやっていくという現状でございますので、これは充実していかなだめだというふうに考えております。
以上です。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) 相談員さんが支援するとはいえ、やはり職員さんとの連携とかも含めてですね。あるいは職員の方々も資格も含めて福祉的な理解を深めるための研さんが必要ではないかと思いますが、この点はいかがでしょうか。
○議長(中島健一君) 北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) ケースによりまして、DVの相談員だけではなくて、当然ウィザスの相談員なり、市の職員と日ごろ相談もしながらケースに当たっているということでございますので、そのあたりは内容、質などを高めていくということを意識しながら、業務をやっているということでございます。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) 住基の関係でいくと、この申出書を取りにこられる人の気持ちですとか、あるいはこれを書かなくてはいけない人の気持ちを考えるとたまらない気持ちになるわけですけれども、住民課の窓口でこれの対応するわけですね。ただでさえ被害に遭われた方に対する嫌な思いをされないようにといった配慮が必要かと思いますが、このことについてはいかがでしょうか。
○議長(中島健一君) 北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) その件の申し出がございましたら、担当する職員を決めてございます。ベテラン等の職員でございます。別のお部屋に御案内して、手続なり、説明をするといったことで配慮してやっております。
以上です。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) ネットワーク会議なんですけれども、先ほどお答えをいただいた以外に実務者レベルのネットワーク会議的な相当のものというのはありますでしょうか。
○議長(中島健一君) 北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) ネットワークということに関しましては、やはりこの会議ということでございます。
以上です。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) メンバーの中に、その他市長が指名するものとありますが、どういった方なんでしょうか。
○議長(中島健一君) 北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) 現在は、庁内の関係課長。それと芦屋の保健福祉事務所が構成員になっております。それ以外でも、警察の方とか、そういった方が挙がってくるかと思います。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) このネットワーク会議に相談員の方は参加されておられますでしょうか。
○議長(中島健一君) 北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) 参加はしてないと思ってます。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) 理由はどういう理由でしょうか。
○議長(中島健一君) 北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) 当然、男女共同参画の担当が出向いて、いろいろ会議を招集して情報交換をやっていると。そういったものを相談員に伝えていくという形でございます。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) お答えになってないと思うんですけれども、実務者レベルでのネットワーク会議的なものが開かれていないのであれば、そこに実務者、あるいは専門職を参加させるべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。
○議長(中島健一君) 北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) 先ほどの答弁は訂正いたします。相談員は参加してございます。申しわけございませんでした。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) お二人の相談員がおられますが、その二人とも参加しておられますか。
○議長(中島健一君) 北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) 相談をあけることもできませんので、交互にという形で出席しているということでございます。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) もう御存じだと思うんですけれども、阪神間では芦屋よりもずっと進んでいるところがありまして、そちらの例えば、伊丹市とかですともちろん警察もですし、県民局の方、あるいは法務局の方、医師会、母子ホーム、あるいは女性児童センターですとかといった病院の方もこられているんですね。ですから、このネットワーク会議以外に、実務者レベルのそういった集まりがないのであれば、ぜひとも警察の方に入っていただくというのは、協議を進めるということですので、この点は絶対はずせないと思うんですね。ですので、ぜひともお願いしたいと思っておるのですが、このあたりはほかにもいかがでしょうか。
○議長(中島健一君) 北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) その他市長が定めるということでございますので、必要性があれば、いろんな御意見もいただきながら、メンバーは考えていきたいと思っております。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) 今のメンバーの中には、必ず相談員さんも入っているというふうに考えていてよろしいでしょうか。
○議長(中島健一君) 北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) 本来業務の相談業務がございますので、支障のない中では参加していくというふうに考えております。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) 支障がない範囲ではなくて、相談員さんが入らないとこのネットワーク会議というのは、やはり一定進まない部分があると思いますので、その点はぜひ御配慮をお願いしたいと思うのと、このネットワーク会議設置要綱の中に専門部会を置くことができるとありますが、その専門部会というのはこれまで置いたことはあるのでしょうか。
○議長(中島健一君) 北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) 専門部会は開催してないということです。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) ぜひ、それも含めてネットワーク会議がさらに充実したものになるように、ぜひともよろしくお願いをいたします。
周知徹底に関してですけれども、例えば、庁内の電話番号などに細かいことを申し上げますが、配暴センターなんかの内線番号というのは載ってますか。
○議長(中島健一君) 北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) 庁内的には、女性のトイレですとか、そういったところにはセンターの連絡とかいうのは書いてございます。
済みません。もう一つ、専門部会は開催していおります。申しわけございません。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) その専門部会の内容、メンバー等を含めて教えていただけますか。
○議長(中島健一君) 答弁できますか。
北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) 後ほど答弁いたします。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) 先ほどの電話の関係なんですけれども、少しちょっと違ったかなとは思うのですが、関係部署にはぜひともダイヤルインですとか、内線も含めてお知らせするべきではないかなというふうに思いますので、お願いをいたします。
また、DVセンターのカードなどについての全戸配布とか、保育所、学校への配布とか、あるいは、学校職員室へのDVセンターのポスター掲示などもされてはいかがかなと思いますが、この点はいかがでしょうか。
○議長(中島健一君) 北川市民生活部長。
◎市民生活部長(北川加津美君) DVセンターの周知になってまいります。これはいろいろ配慮が必要ということで周知方法を苦慮しているということでございます。連携する庁内。そういったものは配暴センターの連絡先とか、あと御案内するといったルールはつくってございます。ただ、広くということになりますと、配慮という問題からすると少しいろいろ検討が必要というふうに考えてございます。
実務者の関係ですけども、庁内の窓口に関係する職員の実務担当者ということで基礎知識の習得とか、情報共有とそういったことで開催してございます。
○議長(中島健一君) 中島かおり議員。
◆18番(中島かおり君) DVの基本計画なんですけれども、時期は多分4次のウィザスプランと一緒になっていくのかなというふうに考えるところです。この中にもう少し詳しく書いていかないといけないのではないかと思います。西宮市ですと西宮警察署とか、甲子園警察署と一緒にやっていますというようなことを書いておられますので、今回、警察と連携を深めていくというようなことも、ぜひ書いていただけるようなものになってほしいなと思います。この関係も含めてぜひ思いを酌んでいっていただきたいなというふうに思っております。被害者支援そのものを軽んじることなく、ぜひ支援がその方へのエンパワーへとつながるようにしていただきたいなというふうに、強く期待いたしまして、また願いまして、私の最後の一般質問を終わらせていただきます。
ありがとうございました。