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平成28年3月議会 本会議・討論


【 平成28年 3月 定例会(第1回)-03月18日-04号 】
(芦屋市HP 芦屋市議会会議録検索 より転載)

◆11番(中島かおり君) =登壇=議員提出議案第8号、芦屋市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、及び議員提出議案第9号、「災害ボランティア割引制度」の実現を求める意見書について、薫る風を代表して、両議案につきまして賛成の立場で討論いたします。
 議員提出議案第8号、芦屋市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、芦屋市議会議員の報酬額について、どれくらいが適切なのかということにつきまして、具体的な答えを出すのは大変難しい問題です。
 東京都千代田区が、区議の報酬に政務活動費を組み入れて、報酬額を引き上げようとした動きについて、政務活動費改革の流れに逆らう議員報酬へのつけかえの動きとの批判が広まり、議案の提出そのものが見送られました。また、名古屋市では、議員報酬800万円から1,455万円に引き上げるなんてと市民から反発を招いています。
 議員報酬の細かい数字の根拠を示すには、周りの事情を調査し、考慮して説明責任を果たしていく努力は必要とされるかと思いますが、今回2年という期限つきではありますが、議会としてもできることをやっていくということについて賛成をするものです。
 議員提出議案第9号、「災害ボランティア割引制度」の実現を求める意見書について、約21年前、阪神・淡路大震災で被災した者として、全国あるいは全世界の皆様に助けられ、支えられ、そのときの御恩は生涯忘れることができません。
 また、約5年前の東日本大震災において、泥かきのボランティアに出かけたり、原子力、津波被害によって傷ついた多くの方々と出会い、わずかではありますが支援してまいりました。
 生命の危険を感じるほどの災害が起きたとき、どれほど人の温かい気持ちに励まされ、人とのつながりを大事に感じることでしょう。
 災害ボランティア活動という民間の災害復旧・復興支援の活動を経験しながら、地域防災力の向上、ボランティア活動の環境整備など、これまでの災害から学び、新たな安心・安全な社会に向けて、今この制度に取り組むことは急務であると考えます。
 同じ趣旨で25市町と兵庫県議会において既に意見書を上げ、今後もこの流れは続いていくのではないでしょうか。今回、芦屋市議会において、「災害ボランティア割引制度」の実現を求める意見書を関係機関に上げることができますことは幸せなことだと思います。
 以上、薫る風を代表して、賛成討論といたします。