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令和 3年 2月第353回定例会(第9日 3月22日)

(兵庫議会HP 兵庫議会会議録 閲覧・検索システム より転載)

○議長(原 テツアキ)  次に、中島かおり議員。
  〔中島かおり議員登壇〕
○(中島かおり議員)  芦屋市選出の中島かおりです。
 第1号議案ないし第98号議案、すなわち令和3年度兵庫県一般会計予算を含む当初予算及び関連議案に対して賛成の立場から討論いたします。
 新型コロナウイルス感染症の収束がまだ見通し切れない状況が続いています。感染症対策を含めて、現場で指揮を執る職員の皆様方におかれましては細心の注意を持って万全の体制での精励をお願いするとともに、県民の不安を払拭するため、県としての堂々たる存在感をお示しいただき、スピード感を持って必要に応じた取組をしていただくことを1年前のこの討論の場でお願いしていました。
 コロナ禍における消費低迷、企業業績の悪化に伴う大幅な税収減が見込まれる一方で、社会保障関係費の増加や震災関連公債費の償還が依然続くなど、財政状況は一段と厳しさを増す中、シーリングの強化、事業数の10%削減、新規事業枠の削減、特別職の給与や管理職の手当などの給与抑制措置の強化など、徹底した施策の選択と集中など、ご努力の結果、ようやく収支均衡の予算を編成されたことについて、まだ先の見通しが見えず、厳しい状況が続く中、新年度予算を編成されたご苦労はこれまでにないものだったのではないかと推察いたします。
 予算編成に当たり、1、新型コロナウイルス感染症への適切な対応、2、ポストコロナに向けた兵庫の活力創造、3、新たな兵庫への道筋という三つの基本方針をもとに八つの具体的な方針を立てられました。
 新型コロナウイルス感染症による経済的影響の長期化に備え、中小企業制度資金貸付金を7,126億円増額し、8,000億円の融資目標を設定したことなどにより、一般会計の予算規模は過去最高となるなど、知事がポストコロナ社会へのスタート予算と名付けられた総額は合計4兆6,068億円と兵庫県のお財布の中身はとても大きなものです。
 これら予算について、県政の重点政策である1、安心安全な兵庫づくり、2、五国交流の新展開、3、兵庫の強みを生かした産業の育成、4、多様な兵庫人材の活躍、5、新たな兵庫への道筋を着実に進められるために十分な心構えを持って事業実施に臨んでください。
 新型コロナウイルス感染症の影響により、地方税等が大幅な減収となる中、地方が地域社会のデジタル化や防災・減災、国土強靭化、地方創生の推進、地域社会の維持・再生等に取り組みつつ、安定的な財政運営を行うため、感染症収束後を見据えた次なるステージの地方創生に向けた取組をはじめ、感染症の克服と東京圏への一極集中の是正、地方分散型の活力ある地域社会の実現に向けた取組を期待いたします。
 新型コロナワクチン接種については、今後自治体に大きな事務負担が発生していくことでしょう。国費対応と言いながら、国費だけで十分に対応できない経費がある場合などについては、全国市長会の要望を受けて、国の負担金の対象外だったり、超過する場合でも全額補助する方針を固めたとされています。県としてもこの方針を後押しする形で県民の安全・安心のために地域の実情に応じた効果的、効率的できめ細かな取組を支援すべく、県内の市町に対して引き続きほかのコロナ対策と同様に県としてのリーダーシップを発揮していただき、万全を期すことを強く要望します。
 この1年、コロナ対策に向けて何度も補正予算が組まれてきました。令和2年度、国の1次から3次の補正予算が組まれる中で、例えば、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の本県における交付額753億314万5,000円のうち、本省繰越しと言われる本県における新年度への繰越額226億4,002万3,000円などにつきましては、第3波への対応と感染のリバウンド防止に向けた取組が必要とされる状況や、厳しい県民の暮らしの状況などにも鑑み、新年度において確実かつ着実にしっかりと実行していただくことを強くお願いいたします。
 令和3年度、2021年度は、途中で指揮官の交代を経験します。しかしながら、すこやか兵庫の実現に向けて、兵庫県政が滞ることなく、常に県政をもっと身近に感じられるような熱いメッセージを県民に向かって発信しながら、兵庫の思い出を長く持ち続けてもらえる県民を一人でも多く生み出していただき、県行政が県民の信頼とともに歩んでいくことを心から願いまして、私からの賛成の討論とさせていただきます。