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令和 4年 2月第357回定例会・速報版(第1日 2月16日)

(兵庫議会HP 兵庫議会会議録 閲覧・検索システム より転載)

○議長(藤本百男)  次に、中島かおり議員。
  〔中島かおり議員登壇〕
○(中島かおり議員)   芦屋市選出の中島かおりです。通告に従いまして、通学路等の交通安全緊急対策について質問をいたします。
 本日上程の2月補正予算は、第6波のコロナ対応にとどまらず、経済対策を含む約1,000億円の規模となっています。
 社会基盤の充実強化に464億円が充てられており、県民の安全・安心のための予算と理解します。
 その中に、通学路等の交通安全緊急対策の実施が盛り込まれています。
 平成24年に京都府亀岡市で発生した学校登校中の児童等の列に自動車が突入する事故をはじめ、登下校中の児童等が死傷する事故など、子供たちの安全を脅かす通学路における悲劇が後を絶ちません。
 通学路の緊急合同点検など、通学路等の交通安全緊急対策の実施が必要とされ、本県においても、通学路安全対策5箇年計画や学校や市町教育委員会、道路管理者、警察等がメンバーとなっている協議会が策定した通学路交通安全プログラムに基づき、安全・安心な通学路の確保に向けた取組が進められています。
 そのような中、昨年の八街市における事故を受けた合同点検による通学路等における交通安全の確保及び飲酒運転の根絶に係る緊急対策(令和3年8月4日関係閣僚会議決定)に基づく通学路合同点検が実施され、国において予算措置され、今回の補正予算はその補助制度を活用した内容となっています。
 子供たちの安全のために通学路の安全性を担保する事業は積極的に進めていただきたいのは言うまでもありませんが、信号機新設や歩行者専用路側帯の塗り替えなど、集中して支援を必要とする箇所の中から、今回どのように整理して対象を決められたのでしょうか、ご所見をお伺いいたします。
○議長(藤本百男)  種部警察本部長。
  〔種部警察本部長登壇〕
○警察本部長(種部滋康)  通学路の交通安全緊急対策についてお答えいたします。
 通学児童の安全確保につきましては、昨年6月に千葉県で発生した下校中の小学生の死傷事故を受けて、教育委員会、道路管理者等と通学路合同点検を実施し、警察による対策が必要な箇所を昨年末までに約550ヵ所把握したところであります。
 このうち信号機につきましては、道路管理者と連携し、通学児童の安全確保に大きな効果が見込まれ、かつ道路構造上、早期に整備が可能である4ヵ所を国庫補助事業の対象道路の中から選定し、このたびの補正予算で計上しているところでございます。
 また、必要な対策のうち3割以上を占めております道路標示の補修につきましては、独自点検で把握したものも含め、来年度中に全て完了することを目指して作業を進めており、このたびの補正予算ではこの中でもより緊急性が高い通学路上の歩行者専用路側帯の補修について計上しております。
 県警察では、来年度から交通部交通規制課に通学路対策係を新設し、体制を強化しますとともに、引き続き関係機関等と連携して、信号機や横断歩道の設置、ゾーン30等の交通規制の実施等、効果的な対策を積極的に推進し、通学路における交通安全の確保に努めてまいります。
○議長(藤本百男)  中島かおり議員の質疑は終わりました。